「最近嫁と子どもに避けられている…?もしかしてクサいから…?」そうお悩みではありませんか?中高年男性の悩みである加齢臭。家族に自分の体臭を嫌がられるのは、とてもつらいですよね。しかし、加齢臭のメカニズムを理解して、原因にしっかり対処すればニオイを抑えることができます。この記事では、加齢臭の原因を根本から解決する加齢臭の対策法をご紹介します。さらに、効果的な加齢臭グッズや、加齢臭が取れない衣類の洗い方などもご説明します。中高年特有の「オヤジ臭」を消し去り、愛されパパになることに、この記事がお役に立てば幸いです。
目次
加齢臭の原因は?
加齢臭を正しく対策をするために、ニオイが発生する原因を理解しましょう。
脂肪酸と過酸化脂質が結びついてできたノネナールが原因
加齢臭の原因は、ノネナールという物質です。ノネナールは、皮膚の表面の毛穴にある皮脂腺から分泌される皮脂に含まれている脂肪酸が過酸化脂質(脂質が酸化したもの)によって酸化されることで発生します。
活性酵素が過酸化脂質を生み出す
活性酵素が中性脂肪やコレステロールを酸化することで、過酸化脂質を生み出します。
加齢臭対策への近道は「活性酵素による皮脂の酸化と皮脂の発生を防ぐこと」
加齢臭の原因であるノネナールは、脂肪酸と過酸化脂質が酸化してできます。つまり脂肪酸と過酸化脂質を生み出す、皮脂の酸化を引き起こす活性酵素と皮脂の発生を防げば加齢臭が発生しないということになります。
活性酵素による皮脂の酸化を防ぐにはどうしたらいいの?
活性酵素による皮脂の酸化を防ぐためには、加齢によって低下した抗酸化作用を補う必要があります。抗酸化作用を補う方法をご紹介します。
食生活を変える
抗酸化作用は、食材から補うことができます。抗酸化作用のある食べ物を摂取し、活性酵素を増やす食べ物は避けるようにしましょう。
抗酸化作用のある、摂りたい食べ物
抗酸化作用のある物質は以下の通りです。
・ポリフェノール
・カロテノイド
・イソフラボン
・リコピン
・ペクチン
・カテキン
・ビタミンA(βカロテン)
・ビタミンC
・ビタミンE
・セレン
・亜鉛
・ルチン
・フラボノイド
・アリシン
食べ物 | 含まれる抗酸化物質 |
---|---|
アボカド | ビタミンA/ビタミンC/ビタミンE/ルチン/カロテノイド |
トマト | リコピン(ビタミンEの100倍の抗酸化力) |
バナナ | βカロテン/ビタミンA/ビタミンC/ビタミンE/ポリフェノール |
ニンジンなどの緑黄色野菜 | βカロテン |
大豆 | イソフラボン |
にんにくやしょうがなどの香味野菜 | アリシン |
ブルーベリーやイチゴ | ポリフェノール/ビタミンC |
リンゴやミカン | ペクチン/ビタミンC |
カカオや赤ワイン | ポリフェノール/タンニン |
緑茶やルイボスティー | カテキン/フラボノイド |
無塩アーモンドなどのナッツ類 | ビタミンE |
これらの食材を日常の食事に取り入れるように意識しましょう。
これを食べてはいけない!皮脂の酸化を促す物質
動物性脂肪を避けましょう。動物性脂肪を摂りすぎると、コレステロールや中性脂肪が増えて、活性酵素と結びつき酸化します。
・肉の脂身
・マーガリン
・ファストフード
また、油も空気に触れると酸化しやすい食品です。油を過度に使用する以下の食べ物を避けましょう。
・揚げ物
・インスタント食品
・スナック菓子
しかし油を使わないというのはなかなか難しいですよね。そこでおすすめなのがオリーブオイルです。オリーブオイルには、血液中の悪玉コレステロールを下げる効果のあるオレイン酸という脂肪酸や、抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれているため、身体の酸化を防ぐのに効果的です。今まで使っていた油をオリーブオイルに置き換えるだけで、加齢臭対策ができます。
有酸素運動をする
軽く息が上がる程度の有酸素運動を取り入れてみましょう。有酸素運動を繰り返すと、活性酸素を無害化することが出来るスーパーオキサイドジスムターゼ(SOD)と言う酵素が活性化します。有酸素運動であるジョギングを習慣化しましょう。
しかし運動に慣れていない人が無理にジョギングをすると、酸素を大量に吸ったり、身体への負担が高まったりすることで、かえって活性酵素を生み出してしまいます。自分の身体と相談しながら、軽く息が上がる程度の運動にとどめましょう。
タバコを吸わない
タバコは悪臭の大敵です。タバコの煙を吸うと、白血球は有害物質を除去しようとして多量の活性酸素をつくります。タバコ1本で約100兆もの活性酵素を生み出すと言われています。さらに抗酸化物質のビタミンCも破壊されてしまいます。タバコのニオイ自体も悪臭の原因となるため、加齢臭が気になる人は禁煙しましょう。
皮脂を減らすにはどうしたらいいの?
加齢臭のもう1つの原因である、皮脂を防ぐ方法をご紹介します。
頭を正しく洗う
頭皮は皮脂が最もたまりやすい場所なので、皮脂対策には頭を正しく洗うことが必要不可欠になります。
頭の正しい洗い方
頭の正しい洗い方をマスターしましょう。
- ブラッシングをする
髪についている大まかな埃や汚れを落とします。また、髪を整えることでかけたお湯やシャンプーが髪の隙間まで通りやすくなり、シャンプーの洗浄効果を高めることができます。
- 予備洗いをする
次に、シャンプーで洗う前に、シャワーのお湯で予備洗いをします。予備洗いをすることで皮脂や整髪料などの汚れの8割を落とすことができます。髪の表面にシャワーをかけるだけではなく、指の腹で頭皮と髪を揉むように洗います。
- シャンプーを泡立てる
シャンプーは泡立ててから使いましょう。原液を直接頭皮につけると、原液が頭皮に残ってしまい洗い残しの原因になります。また、頭につけてからゴシゴシと泡立てると髪や頭皮を傷つけてしまうため、シャンプーは泡だててから使いましょう。うまく泡だてられない時は、少量のお湯を加えると泡立ちがよくなります。
- 本洗いをする
泡立てたシャンプーを髪全体に馴染ませ、本洗いを始めます。予備洗いと同様に、指の腹で頭皮を洗います。頭皮をこするのではなく、マッサージのように揉んで動かすことで皮脂や汚れをしっかりと落とすことができます。また、耳の後ろにも皮脂がたまりやすいため、ついでに耳の後ろも洗いましょう。
- しっかりすすぎをする。
最後にしっかりすすぎましょう。髪や頭皮にシャンプーが残ってしまうと頭皮のトラブルに繋がり、ニオイを発生させる原因になります。指で髪をかき分けて、髪の内部や頭皮にシャワーのお湯がしっかりと行き渡るようにすすぎましょう。耳の後ろも洗い忘れずに。美容師や専門家などは、シャンプーの2〜3倍は時間をかけてゆすぐと良いと言っています。充分すぎるくらい念入りに洗い流しましょう。
おすすめのシャンプーは「柿のさち」
100年の歴史をもつ有名な石鹸メーカーが加齢臭対策用に開発した「柿のさち」シャンプーがおすすめです。加齢臭の原因であるノネナールの消臭に有効な柿タンニンを主とした成分配合で、加齢臭対策に効果的な商品です。泡立ちも良いため、上記の正しい洗い方も実践しやすいシャンプーです。
身体を正しく洗う
身体のあちこちに溜まった皮脂を洗い流しましょう。特に、首周りや、胸、背中、ワキに皮脂が溜まりやすいと言われています。
身体の正しい洗い方
身体の正しい洗い方をマスターしましょう。
- しっかり泡立てる
頭を洗うときと同じく、ボディソープもしっかりと泡だてましょう。泡のキメが細かければ細かいほど、毛穴の奥まで入り込んで皮脂を吸着してくれます。片手にこんもりと乗るくらいのたっぷりの泡を作りましょう。
- 泡で身体を洗う
身体を洗う際は、「どこから洗うか」が重要です。加齢臭対策の場合は「加齢臭の強い部位」から洗いましょう。加齢臭の強い部位から洗い始めることで、その後他の部位を洗っている間に泡が浸透して、ノネナールまでしっかりと洗浄できます。皮脂がたまりやすい、首周りや胸、背中、ワキから洗い始めましょう。
- 念入りにゆすぐ
こちらもシャンプーと同じく、しっかり洗い流すことが重要です。ノネナール入りの皮脂は、浮き上がって泡の中に包まれます。この泡を全て流し切らなければいけません。せっかく浮きあげた皮脂を肌に残してまたニオわせないためにも、すすぎは充分に行いましょう。
おすすめのボディソープは「クリアネオ」
一番欲しいニオイケア商品(2015年度)で1位を獲得したクリアネオがおすすめです。殺菌の有効成分であるイソプロピルメチルフェノールや、加齢臭対策成分の代表格である柿タンニンも配合されているため、ニオイの元となる皮脂やノネナールを徹底的に除去してくれます。
クリアネオ
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定期便2480円(通常価格3480円)
送料660円
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30日間全額返金保証つき
それでも発生してしまうニオイはデオドラントで消臭すべし
ここまでは活性酵素による酸化や、皮脂の対策法をご紹介してきました。しかし頑張って対策をしても、ニオイが100%発生しなくなるわけではありません。そのため、対策をしても発生してしまうニオイをデオドラントで消臭する必要があります。
加齢臭を対策するなら「デオシーク」がおすすめ!
加齢臭用デオドラントクリームならデオシークがおすすめです。デオシークのデオドラントクリームは加齢臭を対策するのに必要な成分を全て配合しています。
・制汗 汗の出口に蓋をして、大量の汗を抑える成分「パラフェノールスルホン酸亜鉛」
・殺菌 ニオイの原因の雑菌を99.99%殺菌「イソプロピルメチルフェノール」
・抑臭 人間の発するニオイを97%も無臭かさせると言われている「柿タンニン」
・保湿 乾燥によるニオイを潤いの保湿でシャットアウト「天然食物エキス」
ただ消臭するだけでなく、殺菌や制汗効果もあるため加齢臭が発生しにくい環境を作ってくれます。また、デオシークはクリームとボディソープとサプリメントの3点セットです。クリームだけでなく、厚生労働省が効果があると認定したボディソープとサプリメントを一緒に使用できます。今まで紹介してきた加齢臭対策法である「活性酵素を減らすこと」と「皮脂を減らすこと」も同時に対策することができます。この記事の対策法を最も効率的に実践できる商品セットとなっています。
洋服についた加齢臭の取り方は?
次に、洋服について加齢臭の取り方をご紹介していきます。洋服が汗や皮脂を吸いとることで、そこで雑菌が繁殖しニオイの発生源となっている可能性があります。洗濯をしても加齢臭が取れない原因は、加齢臭の原因である酸化した皮脂が衣類にこびりついてしまっていることが考えられます。
一般的な洗濯用洗剤は、泥汚れや汗、菌などを落とす効果はありますが、油汚れを落とす効果は低いまたは無い場合が多いです。ノネナールは酸化した皮脂という油汚れなので、通常の洗濯方法では油分が浮かずに衣類に残ってしまうのです。
弱アルカリ性の酵素入り液体洗剤を使う
「弱アルカリ性の酵素入り液体洗剤」は皮脂を落とすのに非常に効果的です。酸化した皮脂を落とすには、弱アルカリ性の洗剤で中和してしまうのが手取り早いのです。市販の洗剤はほとんどが中性か弱アルカリ性なので、洗剤の裏面にある成分表示を確認しましょう。また、繊維に染みやすい液体洗剤がおすすめです。
さらに、成分表示に「酵素」とあるものを選ぶと良いでしょう。酵素は洗剤の汚れを落とす主成分である、界面活性剤では落としきれない汚れを落とす効果があります。酵素にも様々な種類があります。繊維のすき間に入り込んだ汚れを引き出すセルラーゼ、でんぷん質を分解するアミラーゼ、垢汚れや血液や食品に含まれるたんぱく質を分解するプロテアーゼ、皮脂や油脂を分解するリパーゼなどがあります。このリパーゼという酵素が、加齢臭の皮脂を落とすのに非常に有効です。しかし成分表示には「酵素」としか表示されていないので判断ができません。そのため、商品の謳い文句で「皮脂を落とす」「油脂を分解」と言っているものを参考にしましょう。
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加齢臭用の衣類スプレーを使う
加齢臭のニオイを分解する衣類スプレーを使うのも効果的です。前日の夜に、衣類全体がしっとりとするまでスプレーするのが基本ですが、ワキなどニオイが気になる部分にはたっぷりとスプレーをすることで、ほぼ1日ニオイを消臭してくれます。
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もう「オヤジ臭がする」なんて言わせない!
今回は加齢臭の対策法についてご紹介してきましたが、いかがでしょうか。加齢臭の原因である活性酵素と皮脂を減らすことで、加齢臭を根本から解決することができます。家族に嫌われない体臭づくりに、この記事がお役に立てば幸いです。