率直に言いますと、わきがの治療に直接効く飲み薬(内服薬)はありません。
と言うことは、わきがを完全に治療する医薬品はないということになります。
医薬部外品も数えるほどしかありません。
病院では、間接的に発汗を抑える薬や、体質改善を促すサプリメント、漢方約が処方されます。わきがに苦しみ、ホルモンのバランスの乱れから、アポクリン腺を刺激してわきががさらに強くなる人には、症状を和らげる向精神薬が処方されことがあります。
しかし、いずれもわきが治療薬もしくは治療法ではありませんね!ワキガを治す薬というのは基本的には存在せず、ワキガを改善する医薬部外品やサプリメントなどがほとんどなのです。
飲み薬はあくまでも、塗り薬(薬用クリーム)と併用する程度のものかも知れません。
わきがの完治を目指す飲み薬はないことを承知した上で、処方されたり、勧められる飲み薬はどんなものがあるのでしょうか?
わきがに良いとされている飲み薬についてまとめてみました。
目次
わきがに処方される飲み薬ってどんなものがある?
わきがは病気ではなく症状の1つです。
ですが長くわきがで悩んでいる人は「市販の塗り薬では効果がない」と落胆し、何とかしてわきがを治したいと病院の扉を叩きます。病院でのわきが治療は、その人の悩みやわきがの程度に合わせて医師が判断します。
デオドラント剤が効かないから薬が欲しいと訴えても、処方が必要とされなければ出しては貰えません。わきが手術は、汗が多く臭いが薬では抑えきることができない場合にすすめられるようです。
悪循環の自臭症を癒やす向精神薬
わきがにお悩みの方は、結果として精神的に落ち込むことがあります。
その結果、自律神経にマイナスの影響が生じることがまま起こります。
やがてホルモンのバランスが崩れ、アポクリン腺が刺激されて、わきが臭がますます強くなります。
こうなると悪循環ですね!
そういう人は自臭症と診断されます。わきがの思い込みが強く出る症状です。医師は、そんな人に抗神経薬を処方することがあります。しかし、抗精神薬は副作用が多く、常用は避けるべきです。
多汗症治療に使われる経口薬プロバンサイン(臭化プロパンテリン)
経口薬プロバンサインは抗コリン剤で、成分名は臭化プロパンテリン。
副交感神経から出る伝達物質アセチルコリンを抑える作用があります。
抗コリン剤とも呼ばれ、胃酸の分泌を抑制する薬ですが、多汗症治療でも用いられる事から、わきがにも効果が高いとして病院で処方されます。本来は、わきがの治療ではなく消化器官の働きを正常にする目的に処方される薬ですが、わきが対策として病院で処方しています。汗を抑えると同時に口が乾いたり尿が出にくくなる副作用があるので注意が必要です。
また、経口薬プロバンサインは副作用が懸念されるため、緑内障、心疾患、前立腺肥大、麻痺性イレウスなどの病気を抱えている人は飲めない可能性があります。
経口薬プロバンサインは市販薬ではなく、病院処方薬ですので医師の指示に従い正しく飲みましょう。経口薬プロバンサインは間違えても通販や個人輸入などの不正規ルートで入手して飲んではいけません。
病院で処方されたものだから、ドラッグストアの市販の薬より効果がありアポクリン腺の汗が止まるのではないだろうかと思ってしまいます。
向精神薬では、臭いを軽減したり汗をとめる事はできません。向精神薬ではワキガは治らないです。ただ、「臭っていないのに臭い」と思い込んでいる人や、わきがであるために自律神経が不安定になり、精神的な負担が大きいと診断された時にのみ処方されます。また、伝達物資を抑制する抗コリン剤は、わきが対策として病院で処方は可能ですが副作用がありますので長期的な方法としては注意が必要です。
葉緑素入りサプリや漢方薬も
わきがに効くとされるのが医薬部外品のサプリメントです。
例えば、葉緑素入りのサプリメントは、体臭を抑える効能や整腸作用で知られていまます。
葉緑素はほうれん草などの緑色野菜に多く含まれていますね。サプリの服用で、体臭などの要因となる体質を改善して、臭いを薄めようというものです。大きな副作用もなく、銅クロロフィルナトリウムの形で市販されています。
また漢方薬は、病状に特定する薬品と違って、体のバランスを整えて病気や症状を徐々に癒やす間接的な効果を狙って処方されます。
漢方薬は発汗を調整する「おうぎ(黄耆)」や精神的な原因による多汗症に効く「さいこけい(柴胡桂)」などがあります。漢方医や漢方薬品店で相談してみましょう。
自律神経だけでなく、発汗中枢の抑制ができない人は、漢方薬によって体質を改善しやわらげる事ができます。副作用もなく安全な治療法ですが、漢方に詳しい医師がいる病院での処方が好ましいです。
わきがの有効治療薬に限りなく近い飲み薬って他にどんなもの?
それでは有効治療用に限りなく近い医薬部外品の飲み薬はあるでしょうか?
それには3種の医薬部外品が考えられます。1つは女性ホルモンのバランスを調整する、2つは体内バランスを図り、体内から消臭する、3つ目が発汗を抑制する漢方系です。
プロバンサイン
プロバンサインは医師が処方する医薬品です。抗コリン性鎮けい(痙)剤という米国のファイザー社製品です。
アセチルコリンという物質の働きを抑えて、消化管の異常な収縮を抑える働きをします。胃粘膜の刺激が抑えられることから、胃液の分泌が減って、それが間接的に多汗症を抑止することを狙います。
使用禁忌を含めて副作用は多く、その中の1つとして口が渇きます。
プロバンサインは本来、消化性潰瘍治療薬として医師から処方されます。わきがが治療薬ではありませんから、リスクを取って通販で購入することはできます。
女性ホルモンのバランスを図る飲み薬
わきがになるのは男性より女性の方が多いと言われます。
事実、その比率は6対4で女性の方が多いようです。その理由は女性ホルモンにあることを知っていますか?
女性ホルモンは、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。
黄体ホルモンは発汗を促し、卵胞ホルモンは発汗を抑える作用があります。女性は月経、妊娠さらには更年期などで、精神的な影響を受けやすく、卵胞ホルモンが減って、2つのホルモンのバランスが崩れます。
その結果、発汗量が増えて臭いが強くなります。「美肌のもとエストロゲン」のバランスを高めるために、天然サプリ系の成分を摂取する以上に人造サプリを摂取することはお勧めできません。
体内のバランスを調整する飲み薬
消臭効果があるとされマッシュルームから抽出したシャンピニオンエキスやハーブ、ビタミンなどを配合して、体内のバランスを図るやり方です。
シャンピニオンエキスは消臭効果のほか、腸内の善玉菌を増やし血液を浄化する効果もあって、注目されています。
医薬部外品として「クリアンテサプリ」とか「Feクロロフィル」などが市販されていますが、効果はまだ検証されていません。
漢方薬は専門家とよく相談して・・・
漢方薬はわきがに直接聞くという薬はありません。主として発汗を抑える、体のさまざまな不調を改善する効果を期待します。
漢方薬には、例えば「ぼういおうぎとう(防已黄耆湯)」「さいこけいしかんきょうとう(柴胡桂枝乾姜湯)」「おうれんげどくとう(黄連解毒湯)」などさまざまな漢方薬が知られています。いずれも原因別の発汗を抑える制汗作用剤です。
漢方は徐々に効能を示す薬剤であり、わきがの即効を求めるのは無理です。
漢方医とよく相談して試して見ましょう。
その他にわきがに良いとされる市販の飲み薬
その他の飲み薬は、例えば「デパス」があります。自律神経は交感神経と副交感神経があり、この2つがバランスを保っています。その交感神経に作用して、精神と体をリラックスさせて緊張やストレスが原因となる脇汗を防ぐ内服薬です。
もう1つは、真菌の繁殖を抑えたり角質を溶かす作用がある飲み薬の「マルイシ」です。サリチル酸原末が成分です。
上記のものはあくまでも効果があるものとされているものですが、これらの飲み薬がわきが臭に悩むすべての人に効能があることは期待できません。手術して完治を目指すか、医薬部外品の薬用クリームによる主たる治療の補助的目的で試して見るのが正解と思われます。
デパスを短期間でも飲むと、効果が切れたことが不安になり「これがないとワキガになる」と思い込み常習性が高くなるのです。ワキガである不安を取り除くために、個人での購入は非常に危険ですので必ず医師のカウンセリングと処方にそって服用しましょう。
飲み薬は補完的効果。塗り薬との併用がお薦め!
飲み薬は本来、体内ケアが目的です。
飲み薬がわきがに直接効かないとすれば、飲み薬に依存することはできません。デオドラントクリームなど塗り薬が主体になり、内服薬は補完的なものになります。
ワキガ用塗り薬は数え切れないほど市販されています。
どれを選べばいいのか?
自分の症状に合うだろうか?
非常に気になりますね!最終的に満足できる塗り薬を見つけた人は、「人生バラ色」のような気分になれます。
塗り薬選びの足がかりの1つは,ネット上の人気ランキングではないでしょうか。
それが自分の体質に合うかどうかは別問題です。根本的な解決につながらなかった場合でも、塗り薬選びのヒントにはなるでしょう。
わきが対策にはどちらかというと飲み薬よりも塗り薬が効果的
飲み薬にはリスクがあり、医師の処方なくては手に入れる事は出来ません。漢方薬等は、自分の体質に合っているものを飲まなくては効果がありませんので自分で選ぶのも大変です。わきがは体質的なものですから、体質改善も必要ですが、臭いをしっかり抑制できなくてはわきが対策にもならないのです。
その為には、市販の塗り薬ではなくわきが専門の塗り薬を使うことが大切です。ドラッグストアで販売されているものは、わきが専用ではなく「普通の汗を止める」「臭いを抑える」もので、わきがの原因になるアポクリン腺の汗を止めてはくれません。
発汗のシステムは、アセルコリンが神経から汗腺に放出されると起こります。わきがの人は、アポクリン腺が太く広範囲に分布しているので、伝達物質であるアセルコリンが放出されるとホースから水が吹き出るように汗がでるようになります。
このような汗は、ドラックストアで購入できる簡単な塗り薬では防ぐ事ができません。特にアポクリン腺からの汗は粘りがありますから、パウダータイプのスプレーでは流れて落ちてしまいます。
わきがの汗を止める為には、肌に密着する薬用わきがに効くクリームがおすすめです。
クリームタイプは、肌を保湿して正常な状態をキープし常在菌が善玉菌として過ごしやすい環境を作り汗をかいても雑菌が繁殖しないようにします。それだけでなく、抗菌・殺菌効果も高く消臭力が認められる成分を含んでいます。
口から薬を飲んで、体質を変えるよりも食事のバランスを考えて、アポクリン腺の汗の質を良いものにした方が効果も高く感じます。加えて塗り薬を使い、汗をしっかりと止めて安心したいものです。
薬用クリーム(塗り薬)とサプリメント(飲み薬)を同時に使うならセットがお得
薬用クリーム(塗り薬)とサプリメント(飲み薬)両方買うと結構良い値段になってしまいますよね。そこでおすすめなのがセット購入です。セットで販売されているものなら相乗効果も期待できそうですし、何よりやすいです。
中でも効果が高いと口コミで評判な商品を一つご紹介いたします。
デオシーク
デオシークは、後述のクリアネオと2大ワキガ対策薬用クリームと言われています。クリームだけでもかなり効果が期待できますが、いつでも解約できる定期購入でボディーソープとサプリメントとセットで買えば、5980円と他の薬用クリーム単体とあまり変わらない値段で3点セットで使えます。
塗り薬と飲み薬を併用すると良いと先ほど言いましたが、デオシークならプラスして医薬部外品のボディーソープまであるのでトリプル効果でしっかりとニオイを抑えてくれます。
薬用クリームで制汗・除菌・抑臭と3つのプロセスで臭いの元になる汗、臭いの原因細菌を抑え、さらに臭いを抑臭してくれます。
医薬部外品のボディーソープも優秀で、除菌・抑臭・保湿・美肌効果があります。さらに、サプリメントは身体の中から臭いをブロックしてくれるのでかなり効果が期待できます。
デオシークならクリーム・サプリメント・ボディーソープの塗り薬・飲み薬・薬用石鹸の3つのパワーでワキガの症状を改善してくれるのです。
価格 | クリーム(単品):8,610円(約1か月分) クリーム(定期):4,380円(約1か月分) クリーム&ボディーソープ(単品):9,980円(約1か月分) クリーム&ボディーソープ(定期):5,980円(約1か月分) |
定期購入のノルマ | なし(1回から解約OK) |
返金保証 | 永久返金保証 |
用途 | わきが・脇汗・手汗・すそわきが・足臭・体臭・加齢臭 |
主な成分 | イソプロピルメチルフェノール、パラフェノールスルホン酸亜鉛、柿タンニン |
特典 | 定期購入:衣類用消臭スプレー クリームを含む購入:サプリメント |
生産国 | 日本 |
↓【公式サイト】デオシークを最安値で購入するならこちら↓
→[女性用]http://deoseek.jp/
→[男性用]http://deoseek.jp/
デオシークのレビューはこちらの記事をチェックしてみてください。
⇒デオシークを使った体験レビュー!効果的な使い方は?真実を伝えます
その他おすすめの塗り薬はこちら
クリアネオ
効果効能 | 足のニオイ、汗臭、体臭、手汗や脇汗を抑える、すそわきがにも対応 |
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主な消臭・制汗成分 | イソプロピルメチルフェノール・パラフェノールスルホン酸亜鉛 |
製造国 | 日本 |
価格 | 単品購入:5,980円(1本・約1か月分) 定期購入:4,980円(1本・約1か月分) |
返金保証 | あり(永久返金保証) |
雑誌でも度々特集される事も多く、人気・実力共にトップクラスの薬用わきがクリーム。
近年は「清潔感」を大切にしたファッションがトレンドな事や「臭いを気にする」人が増えた事からデオドラント剤の需要が高くなり市販のものも、より強力な消臭効果が求められています。クリアネオは、薬用わきがクリームとして話題ですが、その力は体臭や加齢臭、足の臭い対策までバッチリ。無添加・無香料ですから、フレグランスとの併用も安心です。
コンパクトサイズで持ち運びも便利、黒のボトルですが女性に嬉しいヒアルロン酸配合ですから、わきが対策だけでなく脱毛後の制汗対策や保湿にも使えます。制汗効果もあり美肌になれるなんて夢のようなクリームです。
紹介した薬用わきがクリームは、副作用のリスクもなく安心してわきが対策に使用できます。市販の塗り薬よりも臭いをしっかりと抑えますので試してみましょう。通販だから心配と思わなくても大丈夫、成分も安心でおすすめできるものです。
ノアンデ
効果効能 | 足のニオイ、汗臭、体臭、汗じみにも対応 |
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主な消臭・制汗成分 | シメン-5-オールフェノールスルホン酸亜鉛 |
製造国 | 日本 |
定期購入のノルマ | 1回から解約OK |
価格 | 単品購入:8,600円(税抜)(1本・約1か月分) 定期購入:4960円(税抜)(1本・約1か月分) |
返金保証 | 120日間の全額返金保証 |
数ある塗り薬の中でも、制汗作用で知られるフェノールスルホン酸亜鉛を含むクリーム「ノアンデ(NOANDE)」がお薦めです。
ラベルにわきが原因菌の99.9999%殺菌するとの効能が記載されているのは。ノアンデだけです。
口コミ満足度も90%近く比較的安心して試すことができます。
制汗目的のフェノールスルホン酸亜鉛と殺菌目的のイソプロピルメチルフェノールという2種の有効成分を含む「クリアネオ(CLEANEO)」もまたお薦めです。
老廃物の蓄積を防止する柿渋エキスも配合されている薬用クリームです。
これら塗り薬と併せて飲み薬を試して見るのは、シナジー効果も期待されて、わきがのお悩みも解消する可能性は高いかもしれません。
盲信は禁物ですが、試して見る価値はありそうです。
わきが治療には、皮膚科や形成外科に訪れる人がいますが、両親がわきがである事に悩む結果、本当は臭いがないのに「自分はわきがなんだ」と思い込み毎日憂鬱になる事があります。
そのような人は、外的な治療よりも心の悩みを取り去る治療を行うために、専門の病院を診察し飲み薬を処方します。向精神薬にも種類がたくさんあるので、きちんとしたカウンセリングを受けてから処方を受けましょう。