毎日お風呂に入ったりシャワーを浴びて清潔にしているのに、少し脇汗をかいただけで独特な臭いが出てしまう。そんなワキガに悩まされている人も多いはずです。
ワキガの臭いが強いために、室内にいるだけで嫌な顔をされてしまったり、他人に迷惑がかかるのではないかと思ってエレベーターや電車、バスなど人が密集する場所にいるだけで怖くなってしまうものです。
そうなると、性格も後ろ向きになってしまいがちです。他人と接するのが怖くなり、仕事もうまくいかず彼女ができてもワキガのせいで長続きしないというケースも多くあります。
そんな悩みの種であるワキガ臭を軽減してくれるのが、クリームタイプの制汗剤やデオドラント剤です。
目次
- 1 敏感肌でも使えるワキガを抑えるクリームはある?
- 2 制汗剤とデオドラントの違いは?
- 3 制汗剤やデオドラントの種類とメリット・デメリット
- 4 男性のワキガ臭にクリームがおすすめな理由
- 5 ワキガを抑えるクリームを選ぶポイント
- 6 ワキガに効果のあるクリーム12選
- 6.1 (1)デオシーク
- 6.2 (2)クリアネオ
- 6.3 (3)ドクターシーラボ 薬用消臭ワキクリア エチケットクリーム 26g デオドラント 制汗剤
- 6.4 (4)QB 薬用デオドラントクリーム
- 6.5 (5)ラヴィリン 薬用デオドラントクリーム (フォーアンダーアーム・わき用) 【医薬部外品】
- 6.6 (6)Lavilin(ラヴィリン)デオドラントクリーム ラヴィリン フォーメン アンダーアーム 12.5g
- 6.7 (7)東京甲子社 特製エキシウクリーム 30g
- 6.8 (8)メンソレータム リフレア 24時間快適 殺菌成分をW配合デオドラントクリーム (ジャー) 55g 【医薬部外品】
- 6.9 (9)デオナチュレ 男さらさらクリーム 45g
- 6.10 (10)ルシード 薬用デオドラント高密着クリーム 30g(医薬部外品)
- 6.11 (11)デ・オウ 薬用プロテクト デオジャム 直塗り制汗剤 50g 【医薬部外品】
- 6.12 (12)8×4 ワキ汗EX クリームカプセル 無香料 6コ入
- 7 クリームを塗る以外に対処法はある?
- 8 自分が臭っている気がする「自臭症」のケア
- 9 クリームを使ってワキガをしっかり抑えよう!
敏感肌でも使えるワキガを抑えるクリームはある?
ワキガの人にとって汗が吹き出てくるような暑い季節は憂鬱でしかありません。どんなに空が晴れ渡り、気持ちのいい日だったとしても、太陽の日差しが強くなればなるほどワキガの臭いも強くなってしまうのではないかと心を曇らせてしまいます。
そんな、ワキガの人にとって制汗剤やデオドラントは欠かせないアイテムです。
制汗剤やデオドラントを使うことで、暑い日差しやスポーツ後に汗が出るのを抑えてくれますし、臭いを抑えてくれるためワキガの人にとっては強い味方となってくれます。特にクリームタイプの制汗剤やデオドラントは皮膚にも優しいため敏感肌の人に重宝します。
でも、制汗剤やデオドラントは数が多すぎて何を買えば良いのか迷ってしまうことも多いはず。そこで今回は、クリームタイプの制汗剤やデオドラントのおすすめ商品と選ぶポイントをご紹介します!
制汗剤とデオドラントの違いは?
夏など汗を頻繁にかく季節になると、制汗剤やデオドラントという言葉はよく耳にしたり目にする機会が増えます。
ドラッグストアーやコンビニ、スーパーなどでそれらの商品を購入しようとする際、制汗剤とデオドラントの違いをちゃんと理解できていないけど、有名だからと言う理由で購入している人もいるのではないでしょうか?
制汗剤とデオドラントの違いをちゃんと理解しないと、自分が欲しいと思っている効果が得られません。
制汗剤とは?
制汗剤は読んで時のごとく汗の量を抑えるために使用します。ワキガの原因は脇の下にあるアポクリン腺から出る汗です。制汗剤を使うことで臭いの原因となる汗を減らして臭いを出さないようにするのが目的となります。
制汗剤には塩化アルミニウムやといった、血管や組織を縮める収れん作用を起こす成分が配合されています。これらの成分と汗が反応することで汗腺を塞ぎ汗が出るのを防いでくれます。
塩化アルミニウムは汗を抑える効果が期待できますが、肌への刺激も強いため敏感肌の人には肌荒れやかぶれを引き起こす恐れがあります。
また、汗は体内に溜まっている老廃物を出す目的もあります。その汗が出るのを抑えてしまうことで老廃物が溜まってしまい、かえって臭いがキツくなるおそれもあるので注意しましょう。
デオドラントとは?
デオドラントは雑菌の繁殖を防ぎ、臭いを抑える効果が期待できます。デオドラントに配合されている殺菌成分により、皮膚にいる雑菌等の働きを低下させたり死滅することでワキガ臭の原因を抑えます。さらに、すでに臭いが出ている場合、その元となる短鎖脂肪酸などを中和・吸着などして臭いを解消・低減する効果が期待できます。
制汗剤とデオドラントはそれぞれ違う働きがありましたが、最近の製品には制汗、殺菌、消臭の効果が入っているタイプも多く売られています。
自分の必要な成分はなにか、自分の肌質などを考慮した上で、制汗剤だけを購入するかデオドラントだけを購入するか、その両方の成分が配合されている製品を買うかを決めると良いでしょう。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
制汗剤 | ・肌を引き締めて汗の量を抑えてくれる ・汗を出さないことでワキガ臭が出るのを軽減する | ・汗を抑える効果が高い半面、肌への刺激が強い成分もある ・敏感肌の人が使うと肌荒れやかぶれの原因になる ・汗が出るのを抑えることで老廃物が溜まってしまい臭いがキツくなることも |
デオドラント | ・皮膚上にいる雑菌を殺菌・抗菌する効果が期待できる ・殺菌することで汗の成分を分解する菌が減り臭いが出にくくなる ・短鎖脂肪酸などを中和、吸着して臭いを解消する効果も | ・香りつきのデオドラントはワキガ臭と混ざると臭いが強くなる ・皮膚上の悪い菌だけでなく良い菌も殺菌してしまう ・良い菌が少なくなると悪い菌が繁殖しやすくなり臭いが酷くなる恐れもある |
制汗剤やデオドラントの種類とメリット・デメリット
市販されている制汗剤やデオドラントには、クリームタイプの他にスプレータイプ、ジェルタイプ、ロールオンタイプ、シートタイプといった種類があります。
それぞれのタイプにはメリットとデメリットがあります。クリームタイプを使っていて不便に感じた場合、それに合わせて使い分けると良いでしょう。
- クリームタイプ
○メリット
クリームタイプの制汗剤やデオドラントは、殺菌や抗菌成分を直接患部に塗ることが出来るため高い効果が期待できます。液体のものよりも流れ落ちることが少ないため、スプレータイプのように何度もつけ直す必要がなく持続性に優れています。コンパクトで持ち運びにも便利です。最大のメリットはかぶれにくく敏感肌の人でも安心して使える点です。クリームタイプには保湿成分が配合されていることが多いため、肌荒れやかぶれを防ぐ効果が期待できます。
○デメリット
肌が乾いている状態でないと塗りにくく、汗をかいている時は毎回拭き取らなければいけないという手間があります。また、手で塗り込むためどうしても手が汚れてしまいますし、塗った直後はベタベタしているため下着に張り付くこともあります。
- スプレータイプ
○メリット
市販されている制汗剤やデオドラントの中でも多く使われているスプレータイプ。脇だけでなく体全体に手軽に使うことができます。患部に吹きかけるだけなので手が汚れることもありません。香りつきのものは香水の代わりとしても重宝します。冷却効果があるものは体の熱を冷ましてくれる効果も期待できます。
○デメリット
広範囲に使える半面、必要のない部分にもかかってしまいます。持続性が弱く、汗をかくたびに落ちてしまうため何度も吹きかけなければいけません。スプレーを吹きかけた直後は濡れているため、服や下着を濡らしてしまうことがあります。香りつきのスプレーは、ワキガ臭いと混じり合って余計に臭いが強くなる恐れがあります。スプレータイプは肌を乾燥させてしまうため、敏感肌の人が使うとかぶれや肌荒れを起こすことがあります。
- ジュエルタイプ
○メリット
クリームタイプに似ていて患部に直接塗り込んで使います。オイルフリーなら使用感もサラッとしているためベタベタするのが苦手な人にはピッタリ。伸びもいいので患部にしっかりと塗ることができます。長時間効果が持続するのも魅力です。
○デメリット
手で塗るためクリームタイプ同様に手が汚れてしまいます。速乾性がなくベタベタするため苦手な人は不快に感じることも。
- ロールオンタイプ
○メリット
容器にボールが付いていて、患部でボールを転がすことで溶液を塗っていきます。クリームやジェルタイプと同じように肌に直接触れるため、気になる患部を集中してケアすることができます。スティックタイプなので手を汚すこともありません。
○デメリット
ボールを転がすことで溶液が出てくるタイプなので、脇毛が多い転がらずうまく塗れない事があります。乾くまでに若干時間が必要で、乾く前に下着や服を着ると裾が濡れてしまいます。配合している成分によっては敏感肌の人は肌が荒れる恐れも。直接地肌にローラーをつけて塗るため、雑菌が付着している恐れがあります。長期間同じものを使わないほうが良いでしょう。
- シートタイプ
○メリット
ウエットティッシュと同じように一枚ずつ取り出せて、脇だけでなく全身に使うことができます。使い捨てタイプなので衛生的。清涼感もあり暑い日にはさっぱりします。どこでも持ち運びができて気になったときに汗をサッとひと拭きできます。
○デメリット
使い捨てタイプなので使った後はごみになってしまいます。汗を拭き取るだけなので制汗剤やデオドラントの代わりにはなりません。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
クリームタイプ | ・幹部に直接塗るから効果が高い ・液体のように流れ落ちることがない ・何度もつけなくても良い ・持続性に優れている ・コンパクトで持ち運びに便利 ・保湿成分が配合されているものが多い ・かぶれにくく肌荒れの心配が少ない ・敏感肌の人でも使いやすい | ・肌が乾いていないと塗りにくい ・汗をかいていたら拭き取る手間がある ・手が汚れてしまう ・塗った直後はベタベタしている |
スプレータイプ | ・脇だけでなく体全体に使える ・患部に吹きかけるため手が汚れない ・香りがついているので香水代わりにもなる ・冷却効果のあるものはひんやりして爽快 | ・患部以外の部分にもかかってしまう ・持続性がなく何度も吹きかける必要がある ・汗をかくと効果が落ちてしまう ・ワキガ臭とスプレーの香りが混ざって臭いがキツくなることも ・肌を乾燥させるため肌荒れの原因になる ・敏感肌の人は使いづらい |
ジェルタイプ | ・幹部に直接塗り込んで使うため効果が高い ・オイルフリーなら使用後の感触もサラサラ ・伸びが良いため必要なところにしっかり塗れる ・効果が長時間持続する | ・手で塗る必要があるため手が汚れがち ・速乾性がないためベタベタする |
ロールオンタイプ | ・スティック状になっているので手が汚れない ・患部に直接塗るのでしっかりケアできる | ・脇毛が多いとうまく塗れないことも ・乾くまで少し時間がかかる ・成分によっては肌が荒れてしまう ・直接ローラーをつけて塗るので雑菌が繁殖しやすい ・衛生面から長期間同じものを使うのは避けたほうが良い |
シートタイプ | ・一枚ずつ取り出せて便利 ・脇だけでなく全身に使える ・使い捨てなので衛生的 ・清涼感がありさっぱりする ・持ち運びがしやすくてどこでも使える | ・汗を拭いた後はゴミになってしまう ・汗を拭き取るだけで制汗剤やデオドラントの代わりにはならない |
男性のワキガ臭にクリームがおすすめな理由
男性・女性問わずワキガに悩まされている人は多くいます。特に男性よりもアポクリン腺の数が多い女性のほうがワキガに悩んでいます。しかし、偏食などが原因で増える皮脂の量で男性のほうが臭いがキツくなってしまいがちです。
ワキガと言ってもその症状の程度は人によって違います。普段は臭わないのに運動をするなどして汗をかいたときに臭いがする人は軽めと言えるでしょう。対して症状が重い人は何もしていなくても脇汗が多く、周囲の人が反応するほど臭いが出てしまいます。
そんな男性のワキガにおすすめなのがクリームタイプの制汗剤やデオドラントです。クリームタイプは肌に直接塗り込むため、即効性がありながら持続時間が長いという特徴があります。
さらに、クリームの原料は肌に優しいものを使っている事が多く、刺激に弱い敏感肌の人でも使うことができます。保湿成分も配合されているため、スプレータイプのように使用後に肌が乾燥するのも防いでくれます。
ワキガ臭にしっかり効くのに敏感肌の人でも使えるという点から、クリームタイプを使うことをおすすめします。
・患部に直接塗り込めるのでしっかりと効く
・汗でクリームが流れ落ちることが少ない
・即効性がありながら持続性にも優れている
・保湿成分が配合されているものも多く肌の弱い人でも安心
ワキガを抑えるクリームを選ぶポイント
ワキガの臭いを軽減するクリームを購入する前に、まずはポイントをしっかりと抑えておきましょう。
クリームを購入する際は、雑菌の繁殖を抑える殺菌力、汗が出るのを抑える制汗力、無香料で無駄な臭いがしない、保湿成分が配合してあり肌の乾燥を防ぐ、持続性があり長時間効くと言ったポイントを抑えておきましょう。
殺菌力が強く雑菌の繁殖を抑える
ワキガ臭を引き起こすのは皮膚にいる雑菌です。その雑菌の繁殖を抑える以下のような抗菌・殺菌成分が配合している製品を選びましょう。
○イソプロピルメチルフェノール
皮膚にいる雑菌に対して殺菌効果があるイソプロピルメチルフェノールは、広い範囲の雑菌を殺菌し、長時間効果が持続するという特徴があります。さらに、無味無臭で低刺激なため敏感肌の人も安心して使えます。
その特徴から、制汗剤やデオドラントだけでなく、ボディーソープやボディーシート、ハンドソープやシャンプー・リンスなどに配合されています。ワキガの人の皮膚に多く存在しているコリネバクテリウムキセロシス(ジフテロイド菌)や黄色ブドウ球菌などキツい臭いの原因となる菌を殺菌する効果が期待できます。
・イソプロピルメチルフェノールの副作用
副作用はほぼないとされているイソプロピルメチルフェノールですが、殺菌力が強いため、決められた用量以上が配合されている製品を使うと皮膚炎などの副作用が起こることがあります。そのため、化粧品などに使われる場合は0.1%以下、医薬部外品では1%以下と厚生労働省により定められています。
○塩化ベンザルコニウム
強い殺菌力から消毒薬に用いられている殺菌・消毒効果のある成分の塩化ベンザルコニウムは、皮膚の表面のタンパク質を変化させることで雑菌の繁殖を防ぐ効果が期待できます。ワキガのキツい臭いのもとであるコリネバクテリウムキセロシス(ジフテロイド菌)などにも効果を発揮します。
・塩化ベンザルコニウムの副作用
臭いの元となる菌を殺菌する一方で、殺菌力がつよすぎるために皮膚の健康を守っている善玉菌まで殺菌してしまう恐れがあります。また、部分的に色が抜けてしまう白斑や、肌荒れ・かぶれなどの副作用が出ることがあります。
○銀イオン(Ag+)
一部の制汗剤に配合されたことで有名になった銀イオンは、殺菌や抗菌の効果が期待できる成分です。皮膚の中にある脂肪酸は酸化することで過酸化脂質となり臭いの原因となりますが、銀イオンは脂肪酸を抑えることで雑菌の繁殖も抑えてくれます。
・銀イオンの副作用
アレルギー反応も起きにくく比較的安全な成分ではありますが、金属アレルギーの人は稀に肌荒れやかぶれ、腫れと言ったアレルギー反応が出ることもあるため注意が必要です。
○柿タンニン
秋になると食べる機会が増える柿ですが、渋みを含んだ渋柿は食べるのは難しいものです。そんな渋柿には柿タンニンと言われるポリフェノールの一種が含まれています。柿タンニンには強い抗酸化作用や殺菌作用があることで知られており、加齢臭やアンモニア臭などの体臭を抑える効果が期待できます。
他の成分と比べると殺菌や抗菌作用は強くありませんが、天然由来の成分なので副作用の心配がなく肌の弱い人や子供、お年寄りでも安心して使うことができます。
・柿タンニンの副作用
特になし。
制汗力が強く汗が出るのを抑える
汗の中に含まれているタンパク質などの成分を雑菌が分解することでキツいワキガ臭が出てしまいます。制汗剤はその名前の通り、汗が出るのを抑える成分が含まれています。汗を多くかく人がワキガ臭を抑えるクリームを購入するなら、以下のような制汗成分が配合されているものを選ぶといいでしょう。
○パラフェノールスルホン酸亜鉛
制汗剤には肌や血管を縮めて汗を出さないようにする収れん作用のある成分が使われています。パラフェノールスルホン酸亜鉛も収れん作用のある成分です。パラフェノールスルホン酸亜鉛は刺激が少ないため敏感肌の人も安心して使えます。
・パラフェノールスルホン酸亜鉛の副作用
部分的に色抜けする白斑が起こる可能性があります。
○塩化アルミニウム
収れん作用のあるアルミニウム系の成分です。汗に含まれている塩分と反応して、結晶化する汗を止める効果が期待できます。アルミニウム系の成分の中でも特に効果が期待できるとして多汗症の治療にも使われています。一度使うと効果が長く続くのも特徴です。
・塩化アルミニウムの副作用
刺激が強く敏感肌など肌が弱い人が使うと炎症やかぶれといった肌荒れを引き起こす恐れがあります。
○クロルヒドロキシアルミニウム
クロルヒドロキシアルミニウムの最大の特徴は、副作用が少ない点にあります。同じアルミニウム系の塩化アルミニウムは制汗作用が強いかわりに肌への刺激も強く、肌の弱い人は肌荒れの原因となってしまいます。
しかし、クロルヒドロキシルアルミニウムはベビーパウダーにも使われるほど刺激が少なく、用量や用法を間違わなければ肌荒れの心配がありません。
・クロルヒドロキシアルミニウムの副作用
用法・用量を守っていれば副作用の心配はありませんが、稀にかぶれやかゆみと言った副作用を生じることがあります。
○ミョウバン
食品の添加物としても使用されているミョウバンは、昔から使われてきた天然の制汗成分です。硫酸カリウムアルミニウムとも呼ばれているミョウバンには収れん作用に加えて殺菌作用もあるためワキガの人にとって強い味方になってくれます。
・ミョウバンの副作用
天然の成分なので問題はないと言われていますが、酸性の成分なので肌の弱い人は刺激を感じる恐れがあります。
無香料で無駄な臭いがしない
ワキガの臭いを抑えてくれるクリームタイプのデオドラントや制汗剤は、ワキガ臭だけでなく加齢臭などの体臭も抑えてくれる優れものです。しかし、ワキガの人は香料がついているクリームを使うのは注意が必要です。
デオドラントや制汗剤のクリームには、消臭、殺菌、制汗といった効果が期待できます。これらの効果からワキガの人も愛用している人は多いはず。そんなクリームには香料がついているものと無香料のものがあります。
香料がついているデオドラントや制汗剤は良い匂いで体臭をごまかしていますが、ワキガの人が香料のついたものを使うとワキガ臭と香料の臭いが混じり合ってしまい、さらに臭いを悪化させる恐れがあるのです。
香料がついた制汗剤やデオドラントは使い始めはワキガ臭を抑えているかもしれませんが、少しでも汗をかいてしまうとワキガ臭が発生し、香料と混じり合って強烈な臭いを発することになります。
そうならないためにも、デオドラントや制汗剤のクリームを購入する際は、無駄な匂いがついていない無香料なものを選ぶことをおすすめします。
保湿成分配合で乾燥を防ぐ
デオドラントクリームを購入する際は保湿成分が配合されているものを選びましょう。一見すると保湿とワキガ臭には関係が内容に思えますが、実は肌が乾燥するとワキガ臭がキツくなってしまうのです。
ワキガの臭いは脇の下に汗をかくことで発生します。そこで、脇の下に汗をかいたらすぐに拭き取るなどのケアが必要になってきます。しかし、ケアの仕方を間違えるとワキガの臭いが強くなってしまうのです。
特に脇の下の乾燥は避けるべきです。脇の下に汗をかきすぎるのも臭いの原因になりますが、乾燥した状態が長く続くと保湿するために皮脂を大量に分泌されるのです。
同じように、制汗剤などを大量に使いすぎることで肌荒れを引き起こしてしまい、肌が乾燥した状態になります。これを防ぐためにやはり皮脂を多く出してしまうのです。皮脂の量が増えると体臭もキツくなってしまいます。
このような皮脂の分泌を防ぐために必要なのは保湿です。クリームタイプの制汗剤やデオドラントを選ぶ際には、保湿成分が配合されているものを選ぶようにしましょう。
持続性があり長時間効果がある
制汗剤やデオドラントは汗を押せや臭いを抑えてくれる便利なアイテムです。しかし、使いすぎると肌荒れを引き起こす原因になる恐れがあるのです。
汗を抑えてくれる制汗剤や消臭効果が期待できるデオドラントなどは、血管や皮膚組織を収縮させたり、皮膚上にいる菌を殺菌するなどの効果があります。この効果のおかげで暑い季節やスポーツをしたあとなどに、汗や臭いを気にすることなく生活することができます。
でも、殺菌作用は悪い菌だけを抑えてくれるわけではなく、皮膚の健康を保つためい必要な良い菌まで殺してしまうのです。健康状態によっては良い菌だけ減って悪い菌が増えてしまい、臭いがキツくなる恐れもあるのです。
また、制汗剤は汗を抑える効果がありますが、効果が高いものほど肌にかかる負担も大きいため、肌荒れを引き起こし体臭がキツくなる原因になってしまうのです。
これを防ぐには、制汗剤やデオドラントの効果が長く続くものを選ぶといいでしょう。持続力が高ければ、それだけ使う頻度も減るため肌にかかる負担も少なくてすみます。
ワキガに効果のあるクリーム12選
気になるワキガの臭いを抑えてくれるクリームタイプの制汗剤やデオドラントですが、色々ありすぎてどれを購入すればいいか迷ってしまいますよね。そこで、価格や効果、コストパフォーマンスなどを基準にしておすすめのクリームを選びました。購入で迷った時は参考にしてみてください!
(1)デオシーク
商品説明
肌を引き締めて汗が出るのを防ぐパラフェノールスルホン酸亜鉛を配合しています。強い収れん作用がありながらも刺激が弱いため敏感肌の人でも安心して使うことができます。さらにシャクヤク、ユキノシタ、セージ柿シブ、ドクダミと言った植物由来の成分も配合。加えてイソプロピルメチルフェノールが臭いの原因となる皮膚上の雑菌を殺菌し、菌の繁殖を防いでくれます。
使用感や口コミ
でもデオシークに出会ってわかりました!ワキガでも諦める必要なんてないんだ!って、デオシークのおかげです!!
商品の基本情報
商品名:デオシーク
値段:¥9,980(2018/6/16時点)
メーカー:デオシーク
容量:30g
(2)クリアネオ
商品説明
ワキガ臭の原因は、脇の下にあるアポクリン腺から出る汗にあります。この汗を皮膚上にいる雑菌が分解することでキツい臭いが出てしまいます。クリアネオには雑菌の繁殖を抑えるイソプロピルメチルフェノールと汗がでるのを抑えるパラフェノールスルホン酸亜鉛が配合されています。さらに昔から臭いを消す作用が高いとして使われてきた渋柿エキスやシャクヤクエキス、チャエキス、クマザサエキス、ハマメリスエキスといった4種類の植物性成分が配合されています。
使用感や口コミ
クリアネオのボディソープとクリームを一緒に使っていますが、快適な生活を送っています。
商品の基本情報
商品名:クリアネオ
値段:¥5,980(2018/6/16時点)
メーカー:クリアネオ
容量:30g
(3)ドクターシーラボ 薬用消臭ワキクリア エチケットクリーム 26g デオドラント 制汗剤
商品説明
ワキガ臭の原因である雑菌の繁殖を抑えるシメン-5-オールと銅クロロフィリンNaが配合されています。さらに、肌のベタつきや臭いの原因となる皮脂を酸化亜鉛がブロック。オウゴネキス、ソウハクヒエキス、ローズヒップ油、ベニバナ油が毛穴引き締める効果が期待できるため、脇汗やワキガ臭を抑えてくれます。
使用感や口コミ
あからさまかなと思い、容器を移し変えて自分では気付いていないワキガの人につけさせてみたところ、つけた日は臭いが気にならなかったので。
その人にたまたま合っていたのかはわからないけど、効果はあったと思います。
まだまだ暑くなる時期がこれからなので不安なく夏が迎えられますww
商品の基本情報
商品名:ドクターシーラボ 薬用消臭ワキクリア エチケットクリーム 26g デオドラント 制汗剤 [医薬部外品]
値段:¥3,622(2018/6/16時点)
メーカー:ドクターシーラボ
容量:26g
(4)QB 薬用デオドラントクリーム
商品説明
制汗作用のある酸化亜鉛、殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノール、保湿効果のある11種類の植物エキスが配合されているので臭いの元をしっかり抑えてくれます。。ウォータープルーフタイプなので汗や水に強く、プールやシャワーも安心して使えます。さらに、アルミニウム、パラベン、アルコール、着色料、香料フリーで肌に負担をかけません。
使用感や口コミ
商品の基本情報
商品名:QB 薬用デオドラントクリーム 30g
値段:¥2,808(2018/6/16時点)
メーカー:QB
容量:30g
(5)ラヴィリン 薬用デオドラントクリーム (フォーアンダーアーム・わき用) 【医薬部外品】
商品説明
1975年に発売を開始して以来、世界各国で愛され続けているデオドラントクリームです。最大の特徴は、一度塗るだけで約7日間も塗り直さなくても良いという驚きの持続力です。脇の下に一度塗れば、スポーツで汗をかいたりお風呂に入って体を洗ったり、プールで泳いでも効果が続きます。何度も塗り直す必要がないため肌にかかる負担も少なくてすみます。
使用感や口コミ
このおかげで臭ってないです。手放せない商品です。もう五年くらい使っていますが、かぶれることもないです。
商品の基本情報
商品名:ラヴィリン 薬用デオドラントクリーム (フォーアンダーアーム・わき用) 【医薬部外品】
値段:¥2,380(2018/6/16時点)
メーカー:ラヴィリン
容量:12.5g
(6)Lavilin(ラヴィリン)デオドラントクリーム ラヴィリン フォーメン アンダーアーム 12.5g
商品説明
長年世界各国で多くの人たちに愛用されてきたラヴィリンの男性用デオドラントクリームです。殺菌成分が配合されているのでワキガ臭の原因となる雑菌の繁殖を抑え臭いを軽減します。一度塗ると約7日間も効果が持続するため、頻繁に塗り直しの必要がありません。それでいて、汗をかいたりお風呂に入っても効果が落ちることがないため、肌にかかる負担も少なくすみます。
使用感や口コミ
でも、このクリームを塗ると明らかに臭いが抑えられます。大量に汗をかく夏場は効果の薄れも早まりますが、そんな時は週1ではなく、もっと短期間で塗っていけばいいだけです。いいです!
ただ、満足度に関しては個人差があると思うので、一度試してみるといいと思います。
商品の基本情報
商品名:Lavilin(ラヴィリン)デオドラントクリーム ラヴィリン フォーメン アンダーアーム 12.5g
値段:¥2,380(2018/6/16時点)
メーカー:ラヴィリン
容量:12.5g
(7)東京甲子社 特製エキシウクリーム 30g
商品説明
臭いの元になる皮膚上にいる雑菌の繁殖を抑える殺菌作用でキツイ匂いを防ぎます。さらに、収れん作用を起こすミョウバンなど4種類の成分を配合しているため、
汗腺の周りにある筋肉を引き締めて汗を出にくくします。
使用感や口コミ
この商品は他のどんなデオドラントの商品より良いです。汗の匂いが全くなくなり、商品自体の匂いも嫌な匂いじゃないのでとても重宝してます。夏は必ずこの商品を使ってます。
商品の基本情報
商品名:東京甲子社 特製エキシウクリーム 30g
値段:¥1,118(2018/6/16時点)
メーカー:東京甲子社
容量:30g
(8)メンソレータム リフレア 24時間快適 殺菌成分をW配合デオドラントクリーム (ジャー) 55g 【医薬部外品】
商品説明
イソプロピルメチルフェノールとベンザルコニウム塩化物のふたつの殺菌成分を配合しているため、臭いの元となる雑菌を徹底的に殺菌します。クリームタイプなので気になる部分にしっかりと塗り込めるだけでなく、塗り込んだクリームがしっかりと密着するので水の中でも落ちにくく、効果が長続きします。
使用感や口コミ
汗をかいても臭くないです。大きな通常サイズを購入して使っています。このようなお試しサイズがあるととても助かります!
スプレーのものより、全然効果があるし安心感もあります。
汗をかいたときに少しヒンヤリする感じもいいです。
(別メーカーですが、スティック状を使ったら固くて塗りづらかった)
メントールが入っていてスースーします。
余計な匂いもないので気に入りました。
商品の基本情報
商品名:メンソレータム リフレア 24時間快適 殺菌成分をW配合デオドラントクリーム (ジャー) 55g 【医薬部外品】
値段:¥973(2018/6/16時点)
メーカー:リフレア
容量:55g
(9)デオナチュレ 男さらさらクリーム 45g
商品説明
脇の下はもちろん、胸や首など広い範囲に使うことができるクリームタイプ。ミョウバンが配合されているため毛穴を引き締めて汗を出にくくしつつ、イソプロピルメチルフェノールで臭いを発生させる雑菌を殺菌してくれます。メントールが配合されているのでつけるときもひんやりと気持ちよく、クリームなのにサラサラな使用感です。
使用感や口コミ
商品の基本情報
商品名:デオナチュレ 男さらさらクリーム 45g
値段:¥973(2018/6/16時点)
メーカー:デオナチュレ
容量:45g
(10)ルシード 薬用デオドラント高密着クリーム 30g(医薬部外品)
商品説明
40歳からのニオイケアに着目しているルシードならではのデオドラントクリーム。殺菌作用と制汗作用のある成分をW配合。臭いの原因となる菌と汗を抑えて長時間嫌な臭いを防ぎます。白色活性炭が汗や皮脂を吸着するので清潔な肌を1日中キープ。クリームは高密着で汗にも強いので、仕事やスポーツで汗をかいても流れずに効果が続きます。
使用感や口コミ
まだこれから使ってみて今後の検討していきます。
この仲間にはなりたくないので、これを毎日つけています。本当に匂いません。タイトなシャツで
脇の下に汗が滲んでしまった場合でも匂いがしません。必須アイテムです。
スプレータイプ等だと黒い服の脇の部分に白く色が残っていくことがありますがこの商品はそんなことは無いです。
商品の基本情報
商品名:ルシード 薬用デオドラント高密着クリーム 30g(医薬部外品)
値段:¥696(2018/6/16時点)
メーカー:ルシード
容量:30g
(11)デ・オウ 薬用プロテクト デオジャム 直塗り制汗剤 50g 【医薬部外品】
商品説明
男性の気になる脇の臭いをしっかりとケアできる制汗剤。つけてすぐに乾く速乾性と密着性に優れています。イソプロピルメチルフェノールとベンザルコニウム塩化物の2つの殺菌成分が雑菌をしっかりと殺菌し、制汗成分のクロルヒドロキシアルミニウムを配合しているので臭いと汗を抑えてくれます。
使用感や口コミ
奥さんからも「においが違う」と喜ばれた。久しぶりに言われたのでうれしい
無臭で塗りやすく24時間以上もちます。
商品の基本情報
商品名:デ・オウ 薬用プロテクト デオジャム 直塗り制汗剤 50g 【医薬部外品】
値段:¥592(2018/6/16時点)
メーカー:デ・オウ
容量:50g
(12)8×4 ワキ汗EX クリームカプセル 無香料 6コ入
商品説明
制汗成分のクロルヒドロキシアルミニウムと自然由来の殺菌成分・β-グリチルレチン酸に、撥水性があり汗に強く、さらさらでドライな感触のEXドライベールが肌に密着して汗と雑菌を抑えてくれます。脇汗や臭いを元から抑え、長時間効果が続きます。小さくて持ち運びも楽なので、必要な分をバックにいれて持ち運べます。
使用感や口コミ
と思って使ってみたんですが、効果バツグンです。
いつもはワキ汗びっしょりの34歳の男の子ですが、これを使った時は会議でプレゼンした日でも全然濡れませんでした。
大事な会議に、面接に、合コンに是非使用してください
ただ、スプレーや普通の塗り薬は外出や旅行の時には邪魔になります。
しかしこの製品にはその心配がありません。
非常に小さく、1個で1日1回分ですから使い勝手も良いです。
少しお高いですが、効き目も十分ですし、出張や旅行には最適だと思います。
商品の基本情報
商品名:8×4 ワキ汗EX クリームカプセル 無香料 6コ入
値段:¥680(2018/6/16時点)
メーカー:エイトフォー
容量:6個
クリームを塗る以外に対処法はある?
ワキガの臭いや汗を抑えるのにクリームを塗るのは効果的ですが、できればクリームをつけなくてもワキガに悩まされずにしたいですよね?
そこで、ワキガ軽減が期待できる対処法をご紹介します!
(1)入浴
いくら制汗剤やデオドラントをつけていても、入浴を怠ると臭いは出てきますし、臭いの元になる雑菌も増えてしまいます。さらには臭いがキツくなるだけでなく様々な病気も引き起こしてしまいます。
そんな、体を清潔に保つために欠かせない入浴ですが、洗い方を間違うと逆効果になってし舞うのをご存知でしょうか?
普段、入浴中に体を洗う際、もしかして硬めのスポンジとアルカリ性の石鹸やボディーソープを使ってゴシゴシと強く肌を擦ってはいませんか?
そのような洗い方をしていると、皮膚を傷つけるうえに皮膚の表面を守っている皮脂膜や善玉菌まで洗い流してしまい、体臭を強くする原因となってしまうのです。
体を洗う際は、柔らかめのスポンジか素手に弱酸性の石鹸・ボディーソープを使って優しく洗うようにしましょう。そして、体に泡を残さないようにちゃんと洗い流してください。
(2)脇毛の処理
男性の多くは脇毛の処理に抵抗を感じている人が多いといいます。でも、脇毛があると汗をかいた際に蒸れやすくなりますし、雑菌が繁殖して体臭をキツくする恐れがあります。
ワキガを悪化させないためにも、正しい方法で脇毛を処理しましょう。
脇毛を剃る際は、まず脇の下を清潔にし、脇毛を温めて柔らかくします。次いでシェービング用のジェルやクリームを塗り、脇の下のシワを伸ばしながら毛の生えている方向に沿って剃りましょう。剃り終わったら保湿クリームを塗るなどしてアフターケアをしてください。
(3)バランスの良い食事
毎日当たり前のように摂っている食事も、ワキガを悪化させる可能性があります。例えばコンビニ弁当や外食が多くなると、脂質や糖質を余分に取りすぎてしまいます。また、辛いものが好きだからといって、香辛料が多く使われている料理などもワキガ臭を強くする恐れがあります。
このような偏食ばかりを続けていると、ワキガ臭が強くなるだけでなく体まで壊してしまいかねません。
ワキガ臭を抑えて健康的な生活を送るためにも、梅干しなどのアルカリ性食品やビタミンA,C,Eを多く含む食材を使うなど、バランスの取れた食事を心がけるようにしましょう。
(4)ストレス解消
ストレスを感じることの多い現代、何かしらの要因で誰もが少なからずストレスを抱えているといいます。ストレスを溜め込むことでワキガになったりワキガ臭が出ることはありませんが、体臭が強くなる恐れがあります。
体臭の原因のひとつは汗に含まれているタンパク質などを分解する雑菌です。ストレスを溜め込むことで緊張状態が続き、常に汗をかいている多汗症を引き起こす恐れもあります。
汗をかけばそれだけ体臭も出てしまうため、ストレスを溜めない生活を心がけることが重要になりますが、ストレス社会の現代でそれは難しいと言えるでしょう。そこで、溜まったストレスをしっかりと解消できる趣味を見つけることをおすすめします。
(5)着替えを用意しておく
制汗剤を使っていてもある程度の汗は出てしまうことがありますし、汗がちゃんと出るのは体が正常な証拠です。でも、ワキガの人は少しの汗でもワキガ臭がでてしまうので、あまり喜ばしいことではありませんよね。デオドラント剤で臭いを消しても良いのですが、衣服についてしまった臭いはすぐには落とせません。
そこで、あらかじめワイシャツや下着を複数枚用意しておき、脇汗をかいたらこまめに拭き取りつつ着替えをすると良いでしょう。汗をかいた時に着替えることで、服の脇の下に黄ばみや汗染みを作ることもありませんし、臭いがつくのを防ぐことにも繋がります。
自分が臭っている気がする「自臭症」のケア
クリームタイプの制汗剤やデオドラントを使ったり、普段の生活でもニオイケアをしっかりしているのにワキガ臭がしている気がしていませんか?
それはもしかしたら、自分から臭いが出ていると思い込んでしまう「自臭症」の可能性があります。
自臭症とは?
実際にはたいして臭っていないのに、自分の体からひどい臭いがしていると思い込んでしまう症状のことをいいます。
ワキガの人の場合、制汗剤やデオドラントでケアしたり、毎日の生活習慣を改善するなどしていたとしても、他人が咳払いをしただけで自分から臭いが出ていると思いこんでしまうことがあります。これが原因で他人とコミュニケーションが取れなくなると言ったケースも多いのです。
自臭症の症状
・実際にはそれほど臭いが出ていないのに、ワキガ臭が出ているのではないかと思いこむ。
・咳払いをされたり近くの人が席を立つ、会話中に目をそらされると言った他人の表情や態度が気になる。
・人混みの中にいるのが怖い。
・他人が臭くないと言っても気を使っているだけで本当は臭いのではないかと疑ってしまう。
自臭症の治療法
自臭症は肉体的な病気ではなく精神面が原因の症状なので、心療内科や精神科でのカウンセリングが主な治療になります。
まずは皮膚科などで診断してもらい、自分が本当にワキガなのかどうかを知ることから始めるといいでしょう。もしそこでワキガではないのであればただの体臭ということになります。それでも納得出来ないようであれば、心療内科や精神科でカウンセリングなどの治療を受けることをおすすめします。
クリームを使ってワキガをしっかり抑えよう!
汗をかくことの多い季節になると、自分のワキガの臭いが気になってしまうものです。そんな時は肌にも優しい成分が配合されているクリームタイプの制汗剤やデオドラントを使うといいでしょう。
しっかりとニオイケアをしながらも、普段の生活習慣を改善することで臭いが抑えられれば、自分の臭いが気にならなくなり他人と接することに恐怖を感じることもなくなるはずです。
それでも自分の臭いが気になるようであれば、ぜひとも自臭症の治療を行ってみてください。きっと、自信を取り戻すきっかけになるはずです!