チチガとは乳首の匂いが臭い・ワキガ臭いことを言いいます。
洗濯するときに「ブラジャーが臭い」「シャツの胸の辺りから臭いがする」と感じたことはないでしょうか?
もしかしたらワキガ?とも思いますが、実は乳首からの汗が臭いを放っているのです。これをそのままにしておくなんてとんでもない!
このチチガ対策は男女共にエチケットとしと行うべきです。
今回はチチガの原因や対策、改善策を紹介していきます。
目次
- 1 乳首のワキガ臭い(チチガ)は女性に多いって本当?
- 2 チチガになる男性の場合はどうして起きてしまうの?
- 3 親がチチガだと子供もチチガになる?
- 4 もしかしたら私もチチガかも!セルフチェックしてみよう
- 5 一時的にチチガになる人もいます
- 6 出産後のチチガには注意!赤ちゃんの口が臭くなる?
- 7 チチガ(乳首の臭い)と胸の谷間の臭いは違うものです
- 8 乳首周りに白いものがあるのはチチガによってできたもの?
- 9 チチガ(乳首の臭い)を抑えてを改善する方法
- 10 チチガ対策にデオドラント剤を使いたい!失敗しない選びかた
- 11 チチガ(乳首の臭い)を薬用クリームですっきりさせましょう
- 12 チチガに良い薬用クリーム一覧
乳首のワキガ臭い(チチガ)は女性に多いって本当?
ショッキングな事ですが、このチチガは女性に発生しやすく男性の方がすくないそうです。
乳首周りにもワキガと同様にアポクリン腺が多く臭いが発生しやすいのです。このアポクリン腺は生まれつき数が決まっているので、多い人はそうでない人よりもチチガになりやすくなります。
女性にチチガが多いのは、ブラジャーで乳首に汗をかきやすい事や妊娠出産で授乳する事で、汗や赤ちゃんの唾液がついてしまい汗をかくことで蒸れが起こり雑菌が繁殖する事が原因なのです。
チチガになる男性の場合はどうして起きてしまうの?
基本的なことを云えば、ワキガの人はチチガにもなりやすいですからワキガであった場合には確率的にチチガにもなりやすくなります。
女性はホルモンバランスや、ブラジャーでの蒸れによって汗をかきやすくなるので男性よりも発症率が高いのですが、男性の場合には肥満や食生活で脂質が多い食事を好む人に多くみられるようです。
男性も女性も体質的にワキガであれば発症しやすくなるので、日ごろからのケアや予防が大切なのです。
親がチチガだと子供もチチガになる?
脇と比べると、乳首のアポクリン腺の量は少ないのでワキガのように強烈な臭いが発する事はないように感じます。
ただブラジャーのように乳首を覆って蒸れやすく雑菌の繁殖を許してしまうと臭いも強くなります。
アポクリン腺の量は遺伝子で決まりますから、親がチチガであれば子供にも遺伝性は高くなります。
反対に親がチチガでも子供はチチガにならない事もあるので、やはり食生活や乳首周りの環境にもより発生確率は異なるとも言えます。
もしかしたら私もチチガかも!セルフチェックしてみよう
ワキガと同じで乳首の臭いもアポクリン腺の汗が原因ですから、特徴的なことがあります。脇に近いので、ワキガと間違えてしまうこともあるのですが下着をチェックする事でも自分でチチガかどうかを判断できます。
- ワキガ体質である
- 耳垢が湿っている
- ブラジャーに黄ばみがある
- ブラジャーを外すと刺激臭がある
- 白いシャツの乳首辺りが黄ばんでいる
- シャツを脱ぐと臭いを感じる
- パートナーや家族から胸が臭いと言われた
- 舐めると苦く感じる
チチガの場合、自分では分かりにくく臭いがするとワキガを疑う人の方が多いようです。この乳首の臭いは、パートナーから指摘されてチチガであると知る事が多いようで、ブラジャーの黄ばみは劣化によるものと気づいていない事もあるようです。
夫婦や恋人同士の場合、愛撫したときに相手の乳首が苦く感じたり汗の臭いが強く感じることがあります。性的な興奮が強くなると、アポクリン腺から汗が分泌されるのでよりそう感じてしまうようです。
一時的にチチガになる人もいます
妊娠した女性はホルモンバランスが乱れるために、体臭が強くなったりアポクリン腺からの汗が増えてしまいチチガになる事もあります。妊娠して乳首の臭いが強くなるような場合は自然に改善していくので問題はないでしょう。
妊娠するとお腹だけでなくバストも大きくなるので、汗をかきやすくなりより臭いが強く感じる事もあるようです。早めに妊婦用のブラジャーにして、圧迫をさけたり通気性のよいソフトブラジャーにするなどしてチチガ対策をするのも良いでしょう。
出産後のチチガには注意!赤ちゃんの口が臭くなる?
赤ちゃんはミルクや母乳を飲んで育つので、抱っこするとほんのりとそれらの臭いがします。
歯もないので、母乳やミルク以外は白湯を飲んで過ごしますが、赤ちゃんの口から臭いがする場合ママがチチガである為に臭くなっている事が原因です。母乳育児をする人でチチガである場合、赤ちゃんへの影響が心配ですが体には特に健康被害はないので母乳を与える前にウェットティッシュで汗を拭き取り、母乳を与えるようにしましょう。
また口を拭き取り臭いが残らないようにしておくのもよい方法です。
チチガ(乳首の臭い)と胸の谷間の臭いは違うものです
夏場には、胸の谷間に汗をかく人が多くなります。
女性はバストの谷間に、男性でも肥満の場合胸が膨らんでいますから同じように汗がたまりやすくなります。乳首ではなく谷間から臭うのは、アポクリン腺ではなくエクリン戦の汗でチチガとは異なるものです。
分かりにくい時には、どちらもガーゼで拭き取って臭いをチェックしてみると良いでしょう。
乳首周りに白いものがあるのはチチガによってできたもの?
乳首に汗をかくとかゆみがでたり、白く粉がふくように見えることがあります。
乳首周りには皮脂腺もあり、モントゴメリー腺というのがそれにあたります。
ちょっと膨らんだようになっているのが、皮脂腺で妊娠すると乳輪が大きくなるので同時に大きくなることもあります。皮脂が詰まっているとそう見えてしまうだけで、これがあるからチチガというわけではないので気にしないでください。
乳首の汗が白っぽいのはチチガの可能性があります
エクリン腺の汗は透明で無臭ですが、アポクリン腺の汗は濁りがあるので白っぽく見えることがあります。
脇は自分では確認できませんが、乳首の汗はシャツを開いたりブラジャーの中を覗くことで見えますので、スポーツ後の着替えなどで自分の汗の色をチェックしてみてはどうでしょう。
チチガ(乳首の臭い)を抑えてを改善する方法
チチガ(乳首の臭い)改善方法1:食生活でアポクリン腺を活発にしない
乳首周りのアポクリン腺からの汗を抑える為には、脂質や塩分を控えた食事を摂取する事です。
お洒落なレストランや人気のラーメン、季節により限定メニューのあるファストフードなど世の中には美味しいものがたくさんあります。忙しかったり帰りが遅くなると、外食を利用する事も増えるでしょう。また簡単な惣菜やお弁当で毎日の食事を終わらせている人もいるかもしれません。
和食なら良いと思うかもしれませんが、塩分や脂質のコントロールを外食ではできません。自分ではバランスを考えているつもりでも野菜が不足したり、すべてが濃い味付けでは意味がありません。脂質だけでなく塩分が多いと、喉も渇きやすく汗もかきやすくなります。アルコールやスパイシーな料理も発汗を促しますし汗にも成分を含みやすくなります。ほんの少しの注意で、アポクリン腺の汗を抑えてチチガを予防する事もできます。
チチガ(乳首の臭い)改善方法2:締め付けの強いブラジャーを避ける
女性はバストラインを美しく見せるだけでなく、バストを守る為にもブラジャーは必要なアイテムです。
ですがサイズが合わないブラジャーを長く身に付けていたりすると、蒸れも起こりやすくバスト周りの血行も悪くなります。帰ったらブラジャーはすぐに外して蒸れから解放してあげる事も大切です。
お風呂に入るまでブラジャーから乳首を解放してあげる事で汗がたまりにくく臭いを避ける事もできます。
チチガ(乳首の臭い)改善方法3:ブラジャーは汗取りパットを使う
カップの中に入れるものもあれば、谷間の汗を吸収するものなどブラジャー専用の汗取りパッドがあります。使い捨てではなく、洗濯すれば何度も使えるので乳首に汗をかきやすく臭いが気になるのであれば、これとデオドラント剤を併用するのも良いでしょう。
臭い移りしたり、黄ばみがでるような場合授乳パットを代用することもできますので工夫してみるのも良いと思います。
チチガ(乳首の臭い)改善方法4:乳首周りの脱毛でチチガ対策してみる
乳輪周りには細かい産毛があり、これがあることで雑菌が毛根周辺で繁殖することを抑制することができます。
乳首は皮膚も薄くデリケートですから、毛抜きで抜いたりカミソリで剃ってしまうと肌を痛める原因にもなり雑菌の侵入を許してしまいます。クリームやワックスなども、刺激が強すぎますので産毛が濃くチチガである人は、脱毛サロンできちんと脱毛してもらいましょう。
抑毛ローションを使っている人もいますが、チチガの場合は産毛がある限りは毛根周りに雑菌が増えてしまいますので意味がありません。脱毛するだけでかなりチチガが改善されることもありますので、女性は乳首の脱毛も視野にいれておくと良いでしょう。
チチガ(乳首の臭い)改善方法5:美容皮膚科やクリニックでアポクリン腺対策をする
脇よりも乳首は範囲が狭いので、アポクリン腺をいっそのこととってしまえば解決するのではないだろうかと考える人もいるでしょう。ただ切開するような手術は傷が残りますし、乳首にメスを入れるのは非常に危険です。美容皮膚科やクリニックでは、切るのではなく以下のような治療を受けることができます。
ビューホット治療
ワキガの治療としては新しい治療方法で、高周波により汗腺を破壊して汗を止めてしまう方法です。
施術時間も短く30分程度で治療が終わる事や、従来のミラドライなどよりも再発が少い方法です。チチガだけでなく、スソガやワキガ、多汗症にも効果が高いようです。非常に有効な治療ですが、チチガ治療で20万程度の高額な治療費を実費で支払う事になります。
ウルセラドライ
こちらは超音波を使った治療方法で、エコー画面でアポクリン腺を確認しながら治療する事ができます。ビューホットよりも回数は必要になりますが、3回程度で乳首の臭いが軽減される人が多いです。
こちらも費用は20万~の自費になります。
ミラドライ
こちらはマイクロ派を使った治療方で、1回で効果を感じる事が多くチチガだけでなくワキガ治療でも利用されています。
このようにワキガ治療として有名な方法でもチチガ対策ができますが、恥ずかしかったり、費用が高額であるデメリットもあります。乳首の臭いがどれくらいなのかにもよりますが、高額な治療費を払うよりもまずは手軽なデオドラント剤で改善してみるのも方法ではないでしょうか。
チチガ対策にデオドラント剤を使いたい!失敗しない選びかた
チチガもワキガ同様、アポクリン腺の汗が原因ですが範囲が狭いことから市販のデオドラント剤でも十分に効果を発揮してくれるのではないだろうかと期待が高まります。乳首周辺は皮膚が薄いので、デオドラント剤ならなんでもいいとは言えません。
- 制汗効果がある
- 消臭成分が含まれている
- 殺菌・抗菌成分が含まれている
- 刺激がなく肌に優しいこと
この4つを満たしたデオドラント剤が好ましいですし、その人の肌によっては合わないものもあるのでピリピリした刺激を感じたら使用を中止し、しっかり洗い流すようにしましょう。
デオドラント剤の定番のスプレータイプよりも、乳首の臭いにはシートタイプが使いやすいでしょう。脇のように広範囲であったすれば、一時的にスプレーで臭いは消えるかもしれませんが乳首に汗をかいたからとスプレーを毎回するわけにはいきません。シートタイプであれば、ポケットに常備することもできますし汗をさっと拭きとることで消臭と制汗ができれば簡単です。
ただこのようなシートタイプのデオドラント剤は、乳首だけでなく肌をこすってしまいますのでできれば薬用クリームを使いましょう。
チチガ(乳首の臭い)を薬用クリームですっきりさせましょう
チチガの原因は、アポクリン腺の汗によって雑菌が繁殖することが原因です。それを改善するためには、汗を抑制し消臭してくれる薬用クリームが一番ベストな解決方法です。
薬用クリームには、消臭効果の高い成分や抗菌殺菌成分が含まれているだけでなく、制汗効果のある成分も含まれていますので乳首の汗を抑えると同時に消臭することができます。肌に優しい成分ですから、乳首にトラブルを起こすことなくチチガを治していけるのです。
チチガに良い薬用クリームを選ぶポイント
- 無添加で刺激がない
- 無添加で刺激がない
- 殺菌・抗菌効果があり、臭いを生み出さないようにしてくれる
- 制汗剤としても優秀である
- 消臭効果がしっかりしている
チチガで悩むのは大人だけでなく、子供も同じこと。ワキガ体質であれば、チチガになる可能性は十分にありますので家族で使えるものがあれば便利です。そして何度も塗りなおすことがないように、ケアが簡単なこともポイント。薬用クリームは朝晩2回のケアで、しっかりと乳首の臭いを改善してくれますから汗や臭いにびくびくしながら過ごすこともありません。
市販のデオドラント剤よりも消臭効果が持続しますので、しっかりケアをしておけば1日チチガに悩むこともありませんし、べたつく汗に気を取られることもないのです。
特に授乳中の人は、市販のデオドラント剤を使うと赤ちゃんに母乳を与えることができなくなります。口に含む乳首は、無添加のクリームで安全な状態にしておくことも考えなくてはいけませんので、薬用クリームが優れていると終えます。
女性の薬用クリームとしておすすめしたいのが、デオプラスラボです。口コミでも評判がよく、雑誌にも掲載されるなど女性の気になる臭いをすっきりと改善し仄かな香りがあるのでラブコスメとしてデリケートな部分に使用することもできます。除菌・殺菌力も非常に優れていますので、毎日のケアとして使っていただけます。
香料などが入っていないもので、チチガ対策をするのであれば消臭効果も殺菌・除菌効果もあるクリアネオが良いでしょう。男女問わずに使用できますし、無添加ですからママの乳首の臭いのも安心して使っていただけます。浸透力も高いので、夜だけのケアでも十分に効果がありますから、授乳時間などを考えて利用すると良いでしょう。
チチガは通常んのデオドラント剤では改善されることが少ないですし、美容皮膚科で治療をすると高額な費用が必要になります。できれば、家計に負担をかけずに安全に安心してケアを続けたいもの。それには薬用クリームで、保湿しながらチチガを改善していくの一番ではないでしょうか。
敏感な乳首に安価なデオドラント剤を使って、荒れてしまったりすると大変なことにもなりますし女性にとっては、臭いだけでなく乳首を美しくキープすることも大切です。しっかりケアを続けていけば、必ずチチガは治っていきますので根気よく薬用クリームで改善していきましょう。
チチガに良い薬用クリーム一覧
クリアネオ
効果効能 | チチガ、デリケートゾーン、汗臭、体臭、制汗にも対応 |
---|---|
主な消臭・制汗成分 | イソプロピルメチルフェノール・パラフェノールスルホン酸亜鉛 |
製造国 | 日本 |
価格 | 単品購入:5,980円(1本・約1か月分) 定期購入:4,980円(1本・約1か月分) |
返金保証 | あり(永久返金保証) |
デオプラスラボ_プラチナム
製造国 | 日本 |
---|---|
価格 | 単品購入:9,258円(税別)(1本・約1か月分) 定期購入:5,616円(税別)(1本・約1か月分) |
返金保証 | 120日間 |
アポクリン腺の汗には、タンパク質やアンモニア、皮脂などいろんなものが混ざっているために苦味のある汗になるそうで、特に乳首は範囲が狭いのでアポクリン腺の苦味をより感じやすくなるそうです。苦味だけでなく悪臭も同時に起きている場合にはチチガである確率が非常に高いと考えて良いでしょう。
乳首の臭いは自分では嗅ぐのが難しいのですが、女性の場合はブラジャーの上部を開いて鼻を近づけて臭いを確認する事もできます。汗をかいた時にガーゼで拭き取り、臭いを確認してみてもみましょう。