CATEGORY 自宅で出来るワキガ対策６選｜ニオイを86％軽減させた対策法とは

「自宅でワキガを対策できるの？」あなたは今そうお考えではありませんか？手術や注射などの治療法は怖くて不安がある…。自分のワキガ対策に自信がない…。と悩んでいるあなたに朗報です。確実に効果を出せるワキガ対策がここにあります。

今回の記事では、ありがちな間違ったワキガ対策やワキガの原因を解説したのちに、自宅でニオイを86％軽減させるワキガ対策をご紹介します。ほんの少しの習慣で、ワキガのニオイを劇的に改善させることができます。その他にも、おすすめのデオドラント商品やその使い方も説明していきます。あなたが安全で確実にワキガ対策をすることにこの記事がお役に立てば幸いです。

自宅でのワキガ対策でニオイを86％軽減できます！

自宅でワキガを軽減させる方法はあります。ワキガの原因はアポクリン腺という汗腺によるものなので、ワキガを根本から解決するには汗腺を取り除くという治療しかありません。しかしワキガを完治させずとも、ニオイがほぼ気にならないレベルまで軽減させる対策法はたくさんあります。

逆効果！？ワキガのありがちな間違った対策法

間違ったワキガ対策では、すぐニオイが発生してしまうことも。最悪の場合ワキガが悪化してしまう危険性もあります。

過剰に洗いすぎる

ニオイを落とそうと、過剰に洗うのは逆効果です。ワキガ臭はアポクリン腺から出る汗がワキの下の雑菌や皮脂と結びつくことで発生します。ワキの下を清潔に保つことはワキガ対策として大切です。しかしゴシゴシと洗ったり、1日に何度もシャワーを浴びる人は要注意。洗いすぎて肌が乾燥すると、皮膚を保護するために大量に皮脂を分泌するようになります。それによりワキガ臭が悪化してしまうのです。

デオドラントスプレーや香水でニオイを消す

デオドラントスプレーや香水を使うと、ニオイをごまかせたように感じます。しかし実際にワキガのニオイは消えていませんし、香料とワキガ臭が混ざることでさらなる悪臭を生む恐れがあります。ワキガが気になる人はデオドラントを使うなら「無香料」を選ぶのがベストです。

汗をかかないように水分を控える

ワキガの原因である汗をかかないようにするのは大切です。しかし汗をかかないように水分を控えるのは間違った対策法です。そもそも水分を大量に摂取しても、余分な水分は尿として排出されるため汗の量には関係ありません。それどころか水分を取らないと、汗の中のニオイ成分濃度が高まり、ニオイは強くなります。水分をしっかり取りつつ、かいた汗は拭き取ることが大切です。

正しいワキガ対策をすれば、ニオイを86%も削減できる！

では正しいワキガ対策とは何でしょうか。ワキガに悩んでいる２０代男性に、とあるワキガ対策を３ヶ月間試していただきました。３ヶ月後、ニオイ指数計でTシャツと靴下のニオイを測定したところなんとニオイ指数を86%も削減することに成功！劇的にニオイを削減させた対策法をあなたにもご紹介します。

そもそもワキガの原因はなに？

ワキガの原因はワキ汗に含まれるニオイ成分による雑菌の繁殖です。汗を分泌する汗腺には、アポクリン腺とエクリン腺の２種類があります。エクリン腺は全身にある汗腺で、普段かくようなサラサラした汗を出します。エクリン腺からでる汗の99％は水分、1％は塩分やカリウムなのでニオイはしません。

一方でアポクリン腺はワキの下や耳、陰部に多くあり、ベタ付いた汗が特徴です。アポクリン腺からでる汗の約70％は水分ですが、残りはタンパク質、脂質、アンモニアなどのニオイ成分でできています。ワキガ臭はアポクリン腺から分泌する汗のニオイ成分と皮膚表面の常在菌が結びつくことで発生し、皮脂と混ざり合うことでニオイが強くなります。アポクリン腺の量が多いほど、また常在菌や皮脂が多いほどワキガのニオイがしやすくなります。

病院でのワキガ治療はリスクが高い！自分で対策するのがおすすめな理由

病院でのワキガ治療は費用や痛み、リスクが高いため、自分で対策できることがベストです。病院でのワキガの治療には、注射や手術などがありますが注射は効果が永遠に持続しません。アポクリン腺を取り除く手術では、痛みや傷が残るケースや、アポクリン腺が再生してしまうケースがあります。また治療によっては10万〜30万ほどかかります。費用もリスクも高いため、まずは自分で対策できないか実践しましょう。

じゃあ正しいワキガ対策法は？ポイントは消臭・制汗・殺菌

ワキガの原因はアポクリン腺からでるワキ汗のニオイ成分による雑菌の繁殖です。したがってワキガ対策は発生してしまったワキガ臭の「消臭」と、アポクリン腺からでる汗を抑えるための「制汗」、皮膚表面での雑菌繁殖を防ぐ「殺菌」の３つがポイントとなります。

自宅でニオイを86％軽減できるワキガ対策～制汗編～

アポクリン腺からの汗を抑えるために、以下２つの方法を実践しましょう。

通気性の良い下着や衣類を身につける

雑菌が繁殖しにくい環境は、通気性が良くて湿度が低いところ。できるだけ通気性の高いコットン素材の下着や衣類を身に付けましょう。通気性が悪いとワキの湿度が高まり、雑菌が繁殖しやすくなります。通気性の良い素材は以下の通りです。

衣服の素材	通気性の良さ
綿（コットン）
麻
絹
ポリエステル
アクリル

ワキ脱毛して蒸れを予防する

ワキ毛があるとアポクリン腺の汗が絡みつき、洗ってもニオイが落ちにくくなったり、ニオイが強まったりします。ワキ毛の処理をしましょう。自己処理は安くあがりますが、ワキは皮膚が薄いのでシェーバーを使うと肌荒れや黒ずみの原因になります。１番楽にワキ毛の手入れをするなら、医療機関での永久脱毛がおすすめです。

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2016.11.15

自宅でニオイを86％軽減できるワキガ対策～消臭編～

発生したニオイを効率よく消臭する方法をまとめました。

雑菌を増やさないための身体の洗い方

汗が肌の常在菌と結びつくことでニオイが発生するため、常在菌過多にならないように肌を清潔に保つことが大切です。肌の常在菌は、お風呂やシャワーで余分な皮脂や汚れが落としてあれば増殖することはありません。過剰に洗いすぎると前述の通り逆効果になるので、洗うのは1日1〜2回に抑えましょう。

洗うときは、肌を傷つけないように硬いナイロンタオルは避けて、柔らかいタオルか手を使いましょう。刺激を与えると皮脂が過剰分泌されてしまうので、石鹸をしっかりと泡だててワキの下に塗り、数分置いてからシャワーで石鹸を完全にと洗い流すのがベター。石鹸やボディソープは、洗浄力が強すぎず保湿効果が高いものを選ぶようにしましょう。

お酢を飲む

クエン酸を含んでいるお酢は体臭予防として効果的です。アポクリン腺から分泌される汗のアンモニア成分は、人間が疲労した際にできる乳酸という疲労物質と結びつくことでニオイ物質を発生させます。クエン酸は体内で乳酸を炭酸ガスと水に分解して排出する効果があるため、乳酸とアンモニア成分と結合させない作用があります。

毎日大さじ１杯のお酢を飲むようにしましょう。穀物酢や醸造酢が飲みにくい人は黒酢の方が飲みやすいのでおすすめです。

ワキガを改善させる食生活に切り替える

食生活の改善で、汗に含まれるニオイ成分を減らしたり、アポクリン腺を刺激しにくくなったりします。身体の内側からもワキガ対策をしましょう。

食物繊維をたっぷり摂ろう

食物繊維は腸内環境を正常化する優れた栄養素です。ワキガは人によってニオイの強さが異なります。なぜなら人によって汗の中に含まれるニオイ成分の濃度が異なるからです。これを抑えるには、血液中が臭くならないことが重要です。

食事は胃腸で分解・消化され老廃物は便となって排泄されていきます。腸内のニオイ物質も多くは便で出ていきますが、悪玉菌が多いとニオイ成分は肝臓に送られ無臭化されることなく汗とともに流れていきます。汗に含まれるニオイ成分が雑菌の繁殖を誘発し、ワキガ臭となるのです。腸内環境を整えることで、排便がスムーズになるだけでなく汗に含まれるニオイ成分を軽減できます。便秘がちな女性なら、便の排泄リズムが正常に働いていないのでたまに便通があってもニオイ成分は残されたままの事もあります。

食物繊維を摂取して腸内環境を整えましょう。食物繊維の中でも、ニオイを分解し肝臓で無臭化するのに効果的な水溶性食物繊維を含むため、海藻類がおすすめです。

リノール酸を含む食べ物を避ける

リノール酸は血中でコレステロールや中性脂肪を増加させ、汗のニオイ成分を増やします。
また、体内で酸化する性質があるので様々な臭いの原因にもなってしまいます。リノール酸を含むものとして

・マーガリン
・マヨネーズ
・スナック菓子

が具体的に挙げられます。これらの食べ物はできるだけ避けましょう。

高タンパク・高脂質の食べ物を避ける

高タンパク、高脂質の食べ物は胃や腸で消化・吸収するのに時間がかかります。胃で消化する際には硫化水素とメチルメルカプタンという物質が発生します。これらは腐乱臭の一つである「硫黄のニオイ」として体臭に大きな影響を及ぼします。

またアポクリン腺からでるニオイ物質のほとんどが脂質と言われるほど、脂質はアポクリン腺を活性化させます。特に動物性タンパク質や動物性脂質は控えましょう。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

・肉類
・揚げ物
・乳製品(チーズ、バター、生クリームなど)
・ジャンクフード
・卵
・ラード

全ての油を抜いた食事ではバランスが崩れてしまいます。そこでおすすめなのがオリーブオイルです。オリーブオイルはリノール酸が少なく抗酸化作用の強いオレイン酸をたくさん含んでいるため、ワキガ対策に有効です。　今まで使っていた油をオリーブオイルに置き換えてみましょう。

アルカリ性の食品を中心に食べる

アルカリ性の食品には脂肪臭を防ぐアスパラギン酸が含まれています。アルカリ性の食品とはマグネシウム、ナトリウム、カルシウム、カリウムを多く含む食品のことです。また、酸性の食品はリンや硫黄を含むものを指します。健康な人の血液は弱アルカリ性に保たれています。具体的なアルカリ性の食品として

・野菜
（ほうれん草、里芋、なす、ごぼう、大根、人参、小松菜、じゃがいも、さつまいも)
・果物(バナナ、りんご、グレープフルーツ)
・豆類(豆腐や納豆など)
・海藻類(わかめ、めかぶ)
・きのこ類(しいたけ)
・お酢
・梅干し

が挙げられます。これらの食材を意識して取り入れ、日頃からバランスの良い食事を心がけましょう。

腹8分目を意識する

消化・吸収・排泄しきれなかったニオイはワキから排出されるようになります。お腹いっぱいまで食べると、消化器官が機能しきれずに消化不良や栄養過多を引き起こすことがあります。いつも食べすぎていると内臓が弱り消化力・吸収力・排泄力が落ち、老廃物がワキからも排泄されワキ臭に繋がります。腹８分目を意識し、消化器官に無理をさせないようにしましょう。

自宅でニオイを86％軽減できるワキガ対策～殺菌編～

最も効率的に殺菌をする方法は何でしょうか。それは、殺菌の有効成分を含むワキガ用のデオドラントクリームを塗ることです。デオドラントクリームはワキガ対策に必要な成分を含んでいる上に、気になる部分に直接塗りこめて保湿効果もあるためワキガの人にぴったりの商品です。

高くても薬用のデオドラントを選ぶメリットと選び方は？

薬用のデオドラントクリームは高価ですが、市販の商品よりもワキガ対策に必要な有効成分を含んでいるため、高い効果を得られます。薬用のデオドラントクリームを選ぶ際には、

殺菌有効成分「イソプロピルメチルフェノール (シメン５オール)」

制汗有効成分「パラフェノールスルホン酸亜鉛」

消臭成分「柿タンニン」

保湿成分「ヒアルロン酸Na」「水溶性コラーゲン」天然植物エキス等

の成分が入っているかをチェックしましょう。

ワキガクリームの効果的な使い方は？

ワキガクリームを塗っても効果を感じられない！という人は使い方が間違っているのかもしれません。効果をさらに実感できる使い方をご紹介します。

1日に何度か塗り直す

1日2〜3回塗るように心がけましょう。1日1回でOKというワキガクリームでも、体質によっては夜までニオイを抑えることが難しいケースもあります。そんな場合は塗り直す回数を増やすことが効果的です。夜と朝の２回が基本ですが、それでもニオイが気になる人はお昼にもう１回塗りましょう。

ワキ汗をしっかり拭いた状態で塗る

ワキ汗の上からそのままクリームを塗っていませんか？菌や汗が付いた上からクリームを塗ってもあまり効果がありません。なぜならクリームの成分がワキに浸透しにくくなるからです。クリームを塗る前にワキ汗をしっかりと拭き取ることでニオイをかなり抑えることができます。ウェットティッシュや湿ったタオルなどでワキを拭いて、一旦乾燥させた肌に塗ると効果を最大に発揮できます。

ワキガのニオイが染み付いた洋服の洗濯方法は？

ワキガのニオイ成分は洋服の繊維に染み込むため、洗ってもなかなかニオイが落ちません。そこで頑固なワキガ臭を取り除く洗濯方法をご紹介します。

お湯で洗濯する

お湯を使って洗濯しましょう。なぜならニオイ物質は皮脂でガッチリとコーティングされているため冷水で洗っても落ちないからです。お湯を使えば、皮脂を溶かすことで落ちやすくなります。40度くらいのお湯を使って洗濯機を回すのが理想です。難しければ、ニオイのきになる部分だけお湯で部分洗い(予洗い)をするのでもOKです。

酸素系漂白剤を使う

酸素系漂白剤は服についた菌を除菌し、ニオイが解消するのに優れています。ニオイの気になる部分につけて、しばらく置いてから洗いましょう。酸素系漂白剤には、液体タイプと粉末タイプがあります。粉末タイプの方が除菌力が高いですが、衣類に負担をかけてしまいます。普段は液体タイプを使用して、念入りに除菌をしたいという場合だけ粉末タイプを使うなど、使い分けが大切です。